出版社内容情報
ことわりではなくこころを表わし伝える言葉はどのように形づくられたのか。貫之,俊成,定家,心敬,宣長等の歌論を翻き,日本の詩的言語の理論を整理。
【目次】
Ⅰ 和歌のあや -序説に代えて-
Ⅱ 心と物 -紀 貫之-
Ⅲ 世界を生む言葉
歌の道の自覚 -藤原俊成-
物狂への道 -藤原定家-
Ⅳ 不思議界の陀羅尼
「あはれ」 と 「艶」 -心敬 Ⅰ-
冷えたる世界 -心敬 Ⅱ-
Ⅴ 世外の道
「物のあはれをしる」 事 -本居宣長-
言葉に宿る神 -富士谷御杖-
内容説明
理「ことはり」ではなく、心を表し伝えるための言語はどのように形づくられたか。歌論にみる詩的言語の理論。
目次
1 和歌のあや
2 心と物
3 世界を生む言葉
4 不思議界の陀羅尼
5 世外の道