ハイデッガー (新装版)

ハイデッガー (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 297,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326198177
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C1310

出版社内容情報

主著『存在と時間』は〈異常な興奮〉とそれは〈電光のごとく落ちこんできた〉といわれる。この時代の出発点を指示する哲学者の生涯と思想。

・・・本書において、あえて原語のほとんどすべてを
邦語に移し、その叙述をことごとに彼自身の著作か
らの引用で裏づけた。このことが、内容的にも難解
な彼の思想の理解をむしろさまたげはしまいかとお
それる。しかし他方、このような彼からのおびただ
しい引用が、巻末の索引をかねた訳語対照表ととも
に、かえって、これから彼に取組む人々へのなんら
かの手引となりうるかもしれない。
                 「はしがき」 より


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【目次】

序論 思想発展の歩み
 1 『存在と時間』以前
 2 『存在と時間』の成立とそれ以後
 3 本書の意図

Ⅰ  存在論の歴史の破壊
 1 〈初端〉と〈開始〉
 2 西洋的思考の展開
 3 形而上学の超克

Ⅱ  現存在
 1 存在そのものへの方法的通路としての現存在
 2 現存在の実存論的分析における実存範疇の展開

Ⅲ  存在
 1 時間性と時間
 2 歴史的運命
 3 存在と人間との交渉
 4 〈転回〉の問題

Ⅳ  哲学の自己解体
 1 現象学
 2 言葉 ― 存在の住家
 3 将来の思考
 4 思考と作詩
 5 作詩者の使命

結び 批判的展望

内容説明

『存在と時間』およびそれ以後のハイデッガーの歩みを全体的視野のうちに捉える。「現存在」から「存在」へ、そして哲学の解体へ。

目次

序論 思想発展の歩み
1 存在論の歴史の破壊
2 現存在
3 存在
4 哲学の自己解体
結び 批判的展望

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ex libris 毒餃子

10
中公版『存在と時間』の訳者によるハイデガー批評。2023/03/05

さえきかずひこ

6
1958年に刊行された研究書なので訳文の硬くごわついた点は否めないが、『存在と時間』についての考察からハイデガーの藝術論までに踏み入り、その神秘主義的な哲学を詳らかにする一冊。結論部はこんにち読んでも首肯しうる優れた分析である。2017/08/21

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