出版社内容情報
日本におけるパース研究の土台となってきた翻訳書の新装版、第3巻。科学的形而上学を探求し、宇宙の起源論にまで及ぶ思索を集成。
生物学、化学、物理学、数学に関する研究成果との関連で科学的形而上学を探求し、ひいては宗教をも論じたパース。化学の原子価にならって概念の原子価を考えるという着想を基盤とし、記号現象から習慣・法則へと向かって自然と精神の偶然性・連続性を論じた。86年刊行の旧版の内容をそのままに、新たに乘立雄輝による解説を収録。
【原著】Collected Papers of Charles Sanders Peirce, Vol. V, VI (Charles Hartshorne and Paul Weiss (ed.), Harvard University Press, 1935); Vol. VII (Arthur W. Burks (ed.), Harvard University Press, 1958)より抄訳。
【目次】
内容説明
科学的形而上学を探求し、宇宙の起源論にまで及ぶ思索を集成。日本におけるパース研究の土台となってきた翻訳書の新装版、第3巻。1986年刊行の旧版の内容をそのままに、新たに乘立雄輝による解説を収録する。
目次
第一章 方法論―プラグマティズム(プラグマティズムの核心;概念の原子価;記号、習慣、内界と外界;主観的様相と客観的様相)
第二章 習慣論(物理学の法則;非保存作用;相対運動と絶対運動;心理作用;連合;観念の作用の法則;物理学と精神科学;自然法則の進化;偶然と法則;多様性と一様性)
第三章 客観的論理(宇宙の起源;質意識)
第四章 連続論(宇宙の論理―プラトン的形式の進化;物心のつながり;精神の連続性;連続主義と不滅性)
第五章 神の実在性(第一、第二、第三の宇宙の起源と瞑想;神の仮説;探究の三段階;三段階の有効性;プラグマティシズム;超秩序と超習慣;神についての知)
著者等紹介
パース,チャールズ・サンダース[パース,チャールズサンダース] [Peirce,Charles Sanders]
1839‐1914。アメリカの哲学者・論理学者・数学者・物理学者で、プラグマティズムの創始者であり、現代記号学(記号に関する一般理論)の創設者の一人である。不遇の人であり生前はその仕事が埋もれていたが、死後数十年を経て最重要著作を集めたThe Essential Peirce(Indiana University Press,1992/1998)が刊行されるなど、研究が進展している
遠藤弘[エンドウヒロシ]
1932‐2024。1967年早稲田大学大学院博士課程修了。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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