思想の鍵―哲学と倫理の課題

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思想の鍵―哲学と倫理の課題

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  • サイズ B6判/ページ数 228,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326153022
  • NDC分類 104
  • Cコード C3010

出版社内容情報

驚きを持続し,疑いを形にするのが哲学である。気がついたら誰もが投げこまれていた,この世界と人間の存在について,田島節夫とその門下生が多面的に追究する。

【目次】

序章 思想の鍵
 1 光と影の形而上学
 2 デカルトによる転換
 3 デカルトからの転換


第1章 自己と他者
 1 デカルトとカントの自己把握
 2 自己意識的存在―サルトル
 3 身体的存在―メルロ=ポンティ

第2章 心と身体
 1 はじめに
 2 ベルグソン
 3 デカルト
 4 メルロ=ポンティ

第3章 人間存在と時間
 1 時間の実在性への問い
 2 時間の精神病理学
 3 時間の比較社会学
 4 時間の成熟
 5 潜在する過去
 6 永遠回帰

第4章 《想念》としての自然―ロマン的主体の成立―
 1 観念と想念
 2 外延量化としての近代
 3 ロマン的想念としての《自然》
 4 外延量的固体化への《逆説》としての《自然》

第5章 存在と主観性
 1 スピノザと「必然性」の哲学
 2 カントと「可能性」の哲学
 3 メルロ=ポンティと「現実性」の哲学

第6章 知と信
 1 日常的信(1)―伝聞知
 2 日常的信(2)―知覚の信憑
 3 宗教的信―神の存在と不在
 4 奥行きと無限―新たな展開のために

第7章 限りあるものと限りないもの
 1 エロースと美そのものの観想
 2 死について
 3 アガペーとピリア

第8章 無と空
 序 無への問い
 1 無の分類
 2 全体的無
 3 部分的無
 4 絶対的無―空

参考文献
あとがき
人名索引
執筆者紹介 

内容説明

驚きを追究し、疑いを形にしてみよう。気づいたら誰もが投げこまれていた、世界と人間の、存在の不思議について。

目次

序章 思想の鍵
第1章 自己と他者
第2章 心と身体
第3章 人間存在と時間
第4章 「想念」としての自然―ロマン的主体の成立
第5章 存在と主観性
第6章 知と信
第7章 限りあるものと限りないもの
第8章 無と空