知覚のリアリズム―現象主義・相対主義を超えて

知覚のリアリズム―現象主義・相対主義を超えて

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  • サイズ B6判/ページ数 221,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326152902
  • NDC分類 115
  • Cコード C3010

出版社内容情報

「知覚する」とはなにか。自己の知覚経験や知覚の日常的事実から考える。知覚の認識的な機能の解明,現代唯物論の見地からの展開,現象学との批判的対話などを特徴とした意欲的論考。

【目次】

第1章 知覚の構造
 1 「知覚の哲学」は可能か
 2 知覚の構造―感覚と知覚

第2章 知覚における自我とカテゴリー
 1 知覚と自我
 2 知覚とカテゴリー
 3 いわゆる空間知覚と時間知覚について

第3章 知覚と真理
 1 知覚は「何」をとらえるか
 2 知覚は誤らないか
 3 知覚にたいする信と不信
 4 知覚相対主義の批判

第4章 因果性と知覚
 1 因果性へのさまざまな問い
 2 因果性理解の哲学史―素描―
 3 現代の因果性論の到達点―M・ブンゲの『因果性』
 4 因果関係をどう規定するか―私の立場
 5 因果性の知覚

第5章 知覚の意味
 1 「知覚の意味」を問うことの意味
 2 知覚がふくむ多様な意味(1)
 3 知覚がふくむ多様な意味(2)
 4 知覚の意味をめぐる諸問題

[補論] 唯物的知覚論の課題と試み
 1 知覚をめぐって今日どんな問題があるか
 2 カメラ・モデルの知覚観をどう批判し克服するか
 3 知覚は要素の総和か、あるいは意味全体か
 4 「知覚は外界の模写ではない」か

あとがき
索引    

内容説明

知覚の認識的な機能の解明、現代唯物論の見地からの展開、現象学との批判的対話などを特徴とした意欲作。

目次

第1章 知覚の構造
第2章 知覚における自我とカテゴリー
第3章 知覚と真理
第4章 因果性と知覚
第5章 知覚の意味
補論 唯物論的知覚論の課題と試み

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