出版社内容情報
人間中心主義,近代の科学主義がもたらした弊害,限界を指摘し,新しい宇宙観,生命観の下,倫理/価値/美など,人間存在をトータルに捉える意識の体系を提示する。
目次
序章 心のつくる世界
第1章 人間中心主義という近代の暗愚
1 自己中心性、それに気付くこと、乗り越えること
2 謙虚ということ、自分の姿が見えぬ科学
3 科学の傲慢、盲目性、報い
4 罪と罰、方向喪失、われわれの悲劇
5 無自覚の唯物論者、アリストテレスの四つの原因、「パラダイム
の突然変異」
6 いのちか物質か
7 想像を絶するわれわれの不幸
8 われわれの不幸の最たるもの、ダーヴィニズム
9 生物進化説としてのダーヴィニズムは真理か
10 われわれは「....にすぎない」存在か
11 飛躍ということ、創造の合目的性・全体性
12 人間に生命は創れないということ
第2章 実在の在り方についての仮説
1 実在の全体性とその階級性、「自然の梯子」
2 存在のヒエラルヒー・モデル
3 生命体としての人間の階層構造、第三の公理
4 芸術作品の階層構造、創造の原理
5 相互貫入的二元論
6 階級秩序の中での人間、人間中心主義の誤り
7 心は脳を超える
第3章 超越的秩序と価値の回復
1 価値相対主義の愚、善悪についての誤解
2 善の階層秩序、善と善行
3 自由な心の選択としての絶対
4 「殺すな」という命令について
5 霊性と肉体性
6 奴隷根性ということについて
7 自分とのたたかいと他人とのたたかい
8 創造と批評、精神の豊かさと貧しさ
9 言葉を私すべかざること
10 迷信の克服と超越的秩序への回帰
注
あとがき
内容説明
人間中心主義、近代の科学主義がもたらした弊害、限界を指摘し、新しい宇宙観、生命観の下、倫理、価値、美など人間存在をトータルに捉える意識の体系を提示する。
目次
序章 心のつくる世界
第1章 人間中心主義という近代の暗愚
第2章 実在の在り方についての仮説
第3章 超越的秩序と価値の回復