出版社内容情報
近代日本における異色の思想家である橘樸,その幅広い思想を分析し,その波乱の生涯を追求する。(道教研究,中国国民革命論,大アジア主義,石原莞爾……)
内容説明
西洋画と日本画はどう違う。写真と印象派の関係は。コンピューター世代の視覚は。ものの見方=表現の展開を、視ることの生理、文化の相互作用として解く。
目次
第1章 視覚作用のラビリンス
第2章 リアルという窓
第3章 植物の目 動物の目
第4章 眼のなかの情景
第5章 脳の描写戦略―内在する空間解読力
第6章 コードの機能―日本とヨーロッパ
第7章 拡張されるリアル