出版社内容情報
パース/ヤコブソンの言語論を応用し,通常の意味解釈のしくみと分裂病者とを比較,メタファー/連想の拡がりにおける両者の差異を「統合力」の問題として提起。
人間の思考/感性を形づくるものは何なのか。
プロセスとメカニズムに迫る。
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【目次】
第1章 意味解釈のしくみ
1 さまざまな注意の焦点
2 イコン、インデックス、シンボル
3 連想の奥行き ― 連辞の軸と連合の軸
4 メタファー ― 視点の転換と統合
5 私的連想
6 言語習得に見られる統合力の発達
7 感覚、感情、シンボル
第2章 統合力の衰退としての精神分裂病
1 一方的主張
2 不信感と関係念慮
3 妄想的知覚と万能体験
4 メタファーの衰退
5 構文の衰退
6 新作文字と新造語
7 異常な感覚と感情
8 異常な時間と自己の衰退
内容説明
人間の思考・感性を形づくるものは何なのか。プロセスとメカニズムに迫る。
目次
第一章 意味解釈のしくみ(1 さまざまな注意の焦点;2 イコン、インデックス、シンボル;3 連想の奥行き―連辞の軸と連合の軸;4 メタファー―視点の転換と統合;5 私的連想;6 言語習得にみられる統合力の発達;7 感覚、感情、シンボル)
第二章 統合力の衰退としての精神分裂病(1 一方的主張;2 不信感と関係念慮;3 妄想的知覚と万能体験;4 メタファーの衰退;5 構文の衰退;6 新作文字と新造語;7 異常な感覚と感情;8 異常な時間と自己の衰退)