出版社内容情報
言語哲学の《大河入門書》、増補改訂版の全4巻が遂に完結! 第IV巻では意味論におけるデイヴィドソンのプログラムをテーマとする。
デイヴィドソンは論文「真理と意味」において、文の理解をその真理条件の知識とみなすという真理論としての意味論の構想を示した。本書ではデイヴィドソンそのひとが何を言っているかを追跡するのではなく、デイヴィドソンのプログラムを現実の自然言語に適用することを通して、哲学的な動機づけと正当化を与えることを試みる。
内容説明
言語哲学の“大河入門書”、増補改訂版の全4巻がついに完結!第4巻ではデイヴィドソンの真理条件意味論を現実の自然言語に適用することを通して、哲学的な動機づけと正当化を与えることを試みる。
目次
第1章 言語的行為と言語的意味
第2章 意味論と言語的意味の理解
第3章 対象言語とメタ言語
第4章 真理論としての意味論
第5章 適用と境界
第6章 意味の理論と形而上学
著者等紹介
飯田隆[イイダタカシ]
1948年札幌市に生まれる。現在、慶應義塾大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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