“つながり”のリベラリズム―規範的関係の理論

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“つながり”のリベラリズム―規範的関係の理論

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  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326103430
  • NDC分類 321.1
  • Cコード C3010

出版社内容情報

「個人に閉じた自由」は「自由な社会」を構築しない。生と死に直面し〈向き合ってしまった関係〉から構想する関係性の法理論へ。

他者に依存するニーズを必ず持つ個人をリベラリズムは捉えられるのか? ケア論を中心に批判が高まっている。本書は、言語化されないままに近代法体系に組み込まれてきた〈向き合ってしまった者〉との関係と、そのなかにある個人を、法の周縁から救い出す。個人を尊重する「自由な社会」の可能性を考える、旧くて新しい構想。

内容説明

誕生と死―、生の両端で人は端的に「他者に依存する」存在となる。他者に依存するニーズを必ず持つ個人を、リベラリズムは捉えられるのか?ケア論を中心に批判が高まっている。言語化されないままに近代法体系に組み込まれてきた“向き合ってしまった者”との関係と、そのなかにある個人を、法の周縁から救い出す。規範的関係論は、個人を尊重する自由な社会の可能性を切り拓く。

目次

序章 関係性の権利を考えるために―「関係性」と「権利」の関係
第1章 “個人の尊重”と“他者の承認”―出生前検査から考える
第2章 ケアの倫理と関係性―ケア関係を構築するもの
第3章 法的主体と関係性―ケアの倫理とリベラリズムの論理
第4章 関係性の権利―“差異”を/から考える
第5章 特別な関係下における責任―片務的負担という特性
終章 “つながり”のなかで―規範的関係の理論構想
補論 ケアの倫理とリベラリズム―リプロダクション(生殖)をめぐる視角から

著者等紹介

野崎亜紀子[ノザキアキコ]
獨協大学法学部教授。千葉大学法経学部卒業、2001年千葉大学大学院博士課程修了。博士(法学)。広島市立大学国際学部准教授、京都薬科大学教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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とよぽん

39
タイトルは抽象的な感じだが、社会における人間関係の自由が担保されることを目指した論考と解釈した。特に、人の存在が出生前から認められること、家族を含めた様々な関係性の中で生き、影響を与えたり受けたりしながら・・・。終盤の少子化に関するところが特に示唆的だった。こんな切り口があったのかと思った。私的なことと社会的なことのせめぎ合い?2025/02/08

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