出版社内容情報
国際比較研究の視座を踏まえ、西洋各国の政治・社会・日常生活におけるイスラームの定着と葛藤をめぐる課題を分析する。
宗教的なものと世俗的なものの再編の諸相を描くシリーズ「西洋における宗教と世俗の変容」第2巻。第二次世界大戦後のヨーロッパの高度経済成長を支えてきたムスリム移民。各国ごとに異なった彼らに対する包摂と排除の論理を比較の視座から読み解き、そこで経験されているムスリムとの共存をめぐる多様なリアリティに迫る。
内容説明
「宗教的なもの」と「世俗的なもの」の再編の諸相。第二次世界大戦後のヨーロッパの高度経済成長を支えてきたムスリム移民。各国ごとに異なる彼らに対する包摂と排除の論理を比較の視座から読み解き、そこで経験されているムスリムとの共存をめぐる多様なリアリティに迫る。
目次
総論(西洋における宗教と世俗の変容―イスラームの定着と葛藤)
各論(フランスのイスラーム/ムスリム;ヨーロッパにおけるイスラーム/ムスリム;ヨーロッパのイスラーム/ムスリムを相対化する)
著者等紹介
伊達聖伸[ダテキヨノブ]
1975年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻教授。専門は宗教学、フランス語圏地域研究
見原礼子[ミハラレイコ]
1978年生まれ。同志社大学グローバル地域文化学部准教授。専門は比較教育社会学、子ども社会学、地域研究(ベルギー・オランダ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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