人工知能とどうつきあうか―哲学から考える

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人工知能とどうつきあうか―哲学から考える

  • 鈴木 貴之【編著】
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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784326103249
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C3010

出版社内容情報

主体としての人工知能から道具としての人工知能へ。第3次人工知能ブームの到来から10年が経つ今、人間と人工知能の関係を再考する

深層学習を用いた人工知能の急速な進展によって、2010年頃に第3次人工知能ブームが到来した。しかし、生物のように多様な課題を行うことができる汎用知能を作るという究極目標を実現する見通しはまだ得られていない。本書では哲学の知見を踏まえ、人工知能を人間の能力を拡張する道具と捉えて建設的な関係性を構築する道を探る。

内容説明

第3次人工知能ブームの到来から10年が経つが、汎用知能という究極目標を実現する見通しはまだ得られていない。哲学の知見を踏まえ、人工知能を人間の能力を拡張する道具と捉えて建設的な関係性を構築する道を探る。

目次

1 道具としての人工知能―理論的考察(人工知能に関する2つの見方―主体としての人工知能と道具としての人工知能;AI対IA―対立の構図に隠された真の主題;人工知能と現象の理解;深層学習後の科学のあり方を考える)
2 人工知能を活用する―道具としての可能性(医療AIの倫理―倫理的な判断をAIが担う、未来の患者・家族・医療従事者関係;ナッジ&ブーストエージェントによる意思決定支援;創造性という知的徳を人工知能から学ぶ;人工知能と人間らしさ)
3 設計思想―よりよい道具を設計するために(設計の観点から見た人工知能;人工物の倫理性と人工知能)

著者等紹介

鈴木貴之[スズキタカユキ]
1973年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

inaryoXD11

1
人工知能の働きとして、道具としてのものと、主体としてのものに分け、道具としての人工知能について哲学的な議論を展開している。このようなプロジェクトの成果で、人工知能の専門家はいなかったという。道具として使う上でも、使用場面その他で、いろいろな人との関わり方、人の関わり方があると認識。深層学習の正しさなど、確かにと思いあたるが、まだそこまで身近に感じていないため、すべてを理解することはできなかったと思う。知的な徳、道徳的な徳という人工知能を扱う人の徳についても面白い。もう少し哲学を掘り下げたいと観じた。2023/10/31

三月うさぎ(兄)

1
AIを「自律的な汎用人工知能」ではなく、「道具」として扱うという立場からの哲学・人文科学・医学・行動経済学・徳倫理学などからのアプローチ。三部構成で、理論→応用→設計理論という順番。読み応えのあるのは、第一部と第三部。 道具として見た時のAIが今まで発明されてきた道具となにが違うのかを、まず何よりも深層学習の「説明不可能性」に求めている。これに応答して、人間の理解そのものを拡張するための「数学的言語」を開発し「AIに説明させる」のではなく「人間がAIに歩み寄る」という論理展開がはっちゃけていて好きだ。2023/08/09

kk

0
著者に送っていただいた本。自然言語処理を専門にするものとして読んだが、AIと哲学とひとくちに言っても色々な切り口があるのだなと思いました。そして哲学というとプラトンとかに戻っていくのですね。この頃人文系とのコラボをしているところなので、このあたりも興味深いなぁと思って読んでいました。2023/11/23

Bevel

0
少しずつなのかもだけど交流が進み、ベーシックな議論が生まれてきているなという印象。1,3,4,5,9章が個人的には面白かった。2023/07/24

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