バッド・ランゲージ―悪い言葉の哲学入門

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バッド・ランゲージ―悪い言葉の哲学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 376p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784326103102
  • NDC分類 801.01
  • Cコード C3010

出版社内容情報

言葉のダークサイドに立ち向かえ。社会に溢れる言葉の悪用に着目し実践的な言語の問題を考える言語哲学の新基軸への格好の入門書。

他者が用いる言葉のダークサイドの力に対抗するためにも、そして自分がダークサイドに陥らないためにも、「悪い言葉」をよく理解しておく必要がある。これまで主流の言語哲学が見過ごしてきた「実社会の言語」の問題に切り込む画期の書。言語哲学が、より開かれたものとなり、真に私たちの哲学になるための一つの大きな契機として。
【原著】Herman Cappelen and Josh Dever, Bad Language(Oxford University Press, 2019)

内容説明

「実社会の言語」問題に切り込む、これからの言語哲学入門書。他者が用いる言葉のダークサイドの力に対抗し、そして自分がダークサイドに陥らないために。

目次

理想化されたコミュニケーション
言葉を非理想的に使う三つの方法
真理をぞんざいに扱う
でたらめと根深いでたらめ
概念工学
蔑称
語彙効果
総称文と欠陥のある推論
理想的でない言語行為
言葉による抑圧と言葉による声の封殺
同意という言語行為
言語の理想理論と非理想理論について考える
訳者解説

著者等紹介

カペレン,ハーマン[カペレン,ハーマン] [Cappelen,Herman]
香港大学哲学科教授。PhD(カリフォルニア大学バークレー校)。専門は、言語哲学、メタ哲学、概念工学、形而上学、心の哲学

ディーバー,ジョシュ[ディーバー,ジョシュ] [Dever,Josh]
テキサス大学オースティン校哲学科教授。PhD(カリフォルニア大学バークレー校)。専門は、言語哲学、論理学の哲学

葛谷潤[クズヤジュン]
駒澤大学非常勤講師。博士(文学、東京大学)。専門はフッサール現象学

杉本英太[スギモトエイタ]
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程。修士(文学、東京文学)。専門は古代ギリシャ哲学

仲宗根勝仁[ナカソネカツヒト]
理化学研究所AIP特別研究員。博士(文学、大阪大学)。専門は言語哲学

中根杏樹[ナカネアンジュ]
慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程。修士(文学、慶應義塾大学)。専門は倫理学

藤川直也[フジカワナオヤ]
東京大学大学院総合文化研究科准教授。博士(文学、京都大学)。専門は言語哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こたろう

3
言語行為に関する本。タイトルほど、badにフォーカスしてるようには感じられなかった。本書を含めて3冊、同著者のシリーズがあるらしく、他の本も読みたくなった。翻訳も読みやすかった。 各章の終わりごとに、内容のまとめや、参考文献が示されているので、より深く知りたいときに、わかりやすい。しかし、ほとんどの参考文献は翻訳されていないので、言語哲学などが専門じゃないとツラい。2023/01/22

kuro

0
言語哲学に入門したく読了。各章に練習問題や発展問題もついていて、誰かと読書会を開いてあれこれ考えるのも楽しい本でした。 同時にミランダフリッカーの認識的不正義とも問題意識が重なる部分も多く、再度この言語哲学の悪い側面も踏まえた上で読み直したいなと思いました。2024/11/27

maki

0
『国語』という教科を習う前に読みたかった。(中高生にはハードルが高いか?)■国語という科目はここでいう理想化1~7を問う問題であり、この本の言葉を借りると「教室の中の会話」「言語の理想理論」の理解を問う問題として出題されていたのだなと感じた。■教室の外では(無視できる?非理想的な?)混乱や摩擦があるわけで問題を解く際にはこれらを考慮しなくてよい。むしろ考慮してはいけなかったというこに気付かされた気がします。■国語の問題だけでなく業務上の文章を読解・論点整理する際も実はこの視点が重要なのだと感じています。2024/08/16

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