信仰と想像力の哲学―ジョン・デューイとアメリカ哲学の系譜

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信仰と想像力の哲学―ジョン・デューイとアメリカ哲学の系譜

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  • サイズ A5判/ページ数 388p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326102921
  • NDC分類 133.9
  • Cコード C3010

出版社内容情報

アメリカを考えることは、「私たち」を考えることだ。デューイという「集合知」を通して、アメリカ知識人たちの社会批評をたどる。

「過去を取り消せないが、未来には働きかけられる」。他者と状況から学びつつ思考したデューイは、保守的かつリベラルな未来志向の哲学を構想した。プラグマティストは近代化にどう応答したのか。大衆社会論、心理学、神学、ロマン主義、自然主義、パース、ジェイムズ、ローティなどとの線を結び、アメリカ哲学の新しい星座を描く。

内容説明

アメリカを考えることは、「私たち」を考えることだ。デューイという「集合知」を通して、アメリカ知識人の社会批評をたどる。

目次

導入 ジョン・デューイはどうして宗教哲学者なのか
序論 A Common Faithはなぜそう呼ばれるか―共同性、想像力、歴史
第1部 近代アメリカにおける消費・政治・宗教(近代アメリカにおける大衆消費社会の生成と構造;「リベラリズムは豚を焼くために納屋を焼いてしまった」―リップマンとデューイの先入見論;不安定な覚醒者たちの連帯―憂鬱、科学的方法、レトリック;介入する部外者たちの重なり合う関心―二つの公私概念と公私の境界設定をめぐって)
第2部 信仰と想像力の哲学(創造的想像力と自然化されたロマン主義―心理学から宗教学へ;消費者に自己超越は可能か―ブーアスティン、デューイ、ニーバー;画一性のディストピアを超えるための二つの戦略―A Common Faithを読むエーリッヒ・フロム;民主主義へのジェファーソン的「信仰」―政治的疎外、自然権、楽観性)
知を欲望する、地図を手にする、庭を耕す―図書館と現場を行き来する哲学

著者等紹介

谷川嘉浩[タニガワヨシヒロ]
1990年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。京都市立芸術大学美術学部デザイン科特任講師ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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シッダ@涅槃

24
350ページほどの本ながら、論文形式に慣れていないため、やたら時間がかかった。疲れました。◆この本が惹かれた理由は、近現代の課題あるいは批判のあり方が細密かつ具体的であるように思われたから。単に「これこれこういう問題が起きてるのは、“近代”が悪い」という描き方をしている本は少なくないように思う。◆「宗教」と「楽観主義」というのは僕がなんとなくではあるが、考えていたことで、言い当てられた気がした。デューイは結局『Human condition』を考えていたのだと思う。2021/06/13

Go Extreme

1
どうして宗教哲学者なのか 近代アメリカにおける消費・政治・宗教: 大衆消費社会の生成と構造 リベラリズムは豚を焼くために納屋を焼いてしまった─リップマンとデューイの先入見論 不安定な覚醒者たちの連帯 介入する部外者たちの重なり合う関心 信仰と想像力の哲学: 創造的想像力と自然化されたロマン主義─心理学→宗教学へ 消費者に自己超越は可能か 画一性のディストピアを超えるための二つの戦略 民主主義へのジェファーソン的信仰─政治的疎外、自然権、楽観性 知を欲望、地図を手に、庭を耕す─図書館と現場を行き来する哲学2021/07/20

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