映画で考える生命環境倫理学

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784326102730
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C3012

出版社内容情報

道徳的な問題を私たちのエートスの次元から捉え直し、自ら考える姿勢を育むために。映画とともにめぐる倫理学的思考の旅へようこそ!

内容説明

映画とともにめぐる、倫理学的思考の旅へようこそ!

目次

序章 映画とともに思考するとき
第1章 『2001年宇宙の旅』にみる「人間の条件」
第2章 ナヴィのように「見ることを学ぶ」ことができるか―『アバター』と生命環境を知ることの倫理
第3章 クローン人間と臓器移植をめぐる物語―映画『わたしを離さないで』から生命倫理を考える
第4章 人型ロボットは愛することができるか―キューブリック/スピルバーグ『A.I.』論
第5章 人はAIと恋愛することができるのだろうか―『her/世界でひとつの彼女』と『エクス・マキナ』を題材に
間奏 生命環境倫理学とは何か―生命圏と技術圏
第6章 「手」が創設する倫理―『この世界の片隅に』から考える人間と環境の関わり
第7章 カタストロフィを語る哲学と映画―『君の名は。』が描く「災後」の「時間」
第8章 “絶対戦争”後の世界を考えること―『風の谷のナウシカ』とわれわれ
第9章 食べること、人間であること、生き残ること―『ソイレント・グリーン』を手がかりに
終章 なぜ映画で倫理学なのか

著者等紹介

吉川孝[ヨシカワタカシ]
高知県立大学文化学部准教授。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(哲学)

横地徳広[ヨコチノリヒロ]
弘前大学人文学部准教授。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士

池田喬[イケダタカシ]
明治大学文学部准教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マイケル

7
主にSF映画を題材に哲学・倫理学について考える本。難解な部分もあるが本書で取り上げたSF映画を観たことがあれば思い出しながら各テーマについて著者と一緒に考えるのも興味深い。特に「わたしを離さないで」を題材にクローン人間と臓器移植を扱った3章と、「ソイレント・グリーン」を題材に肉食の問題を扱った9章が刺激的で面白い。共にピーター・シンガーの「動物の開放」に言及。他にも「ブレードランナー」や「マトリックス」に言及している箇所もありSF映画ファンにはうれしい1冊。本書で取り上げた映画をもう1度観たくなる。2021/06/29

QReasu

1
生命環境倫理というデリケートで論じづらさのあるジャンルに、映画をひとつの思考実験の題材として取り入れることでただの仮定の話ではなく「ありうる話」としての実感を持って考えさせることができている。映画に対する評論としても面白く、新しい視点から紹介されている作品をもう一度見直したくなった。2023/07/11

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