生命倫理学とは何か―入門から最先端へ

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生命倫理学とは何か―入門から最先端へ

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  • サイズ A5判/ページ数 236p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784326102556
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C3012

出版社内容情報

はじめて生命倫理学を学ぶ人のための新しい入門書の決定版! 基盤をなす考え方から最新のトピックまでわかりやすく明快に論じる。分野の草創期から活躍する世界的権威が、生命倫理学について知らない人のためにわかりやすく書き下ろした入門書。生命倫理学の骨格をなす道徳理論から臨床倫理、研究倫理、公衆衛生倫理までをバランスよく解説し、再生医療など最新のトピックも幅広く網羅。ジレンマが生じる場面の具体例の考察を通して、読者が自ら考える力を育む。

日本語版への序文

まえがき



第1章 生命倫理学とは何か?

 1 生命倫理学って何?

 2 歴史

 3 法律があればそれでいい?

 4 方法

 5 応用

 6 本書の使い方

 読書案内

第2章 道徳理論

 1 はじめに

 2 結果を計算する

 3 義務を果たす

 4 善人になること──徳倫理学

 5 兄弟愛と姉妹愛──コミュニタリアニズム

 6 自由に生きるかさもなくば死を──リバタリアニズム

 7 バランスをとる──医療倫理の四原則

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第3章 多様な視点

 1 はじめに

 2 ジェンダーをめぐる課題──フェミニズムのアプローチ

 3 ケアするかしないか、それが問題だ

 4 文化と宗教

 5 結論

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第4章 臨床倫理

 1 はじめに

 2 医療者‐患者関係──患者は欺かれているのか?

 3 生まれる前の生命

 4 臓器移植と再生医療

 5 メンタルヘルス

 6 終末期──人生の終わり

 7 死のあとで

 8 結論

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第5章 研究

 1 はじめに

 2 研究倫理

 3 リサーチ・インテグリティ

 4 研究と未来

 5 結論

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第6章 正義

 1 はじめに

 2 公衆衛生倫理

 3 アクセスの公平性と医療のパラドックス

 4 健康に関するグローバルな不平等

 5 人類の生存

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付録

用語集

文献一覧

訳者解説

訳者あとがき

人名索引

事項索引

アラステア・V・キャンベル[アラステア キャンベル]
アラステア・V・キャンベル(シンガポール国立大学生命医学倫理センター長)

山本 圭一郎[ヤマモト ケイイチロウ]
山本圭一郎(国際医療研究センター上級研究員)

中澤 栄輔[ナカザワ エイスケ]
中澤栄輔(東京大学助教)

瀧本 禎之[タキモト ヨシユキ]
瀧本禎之(東京大学准教授)

赤林 朗[アカバヤシ アキラ]
赤林 朗(あかばやし あきら) 1958年生。1990年東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。東京大学大学院医学系研究科教授。

内容説明

はじめて生命倫理学を学ぶ人のための、新しい入門書の決定版!基盤となる考え方から最先端のトピックまで、わかりやすく明快に論じる。生命倫理学の骨格をなす道徳理論から臨床倫理、研究倫理、公衆衛生倫理までをバランスよく解説し、再生医療など最新の話題も幅広く網羅。ジレンマが生じる場面の具体例の考察を通して、読者が自ら考える力を育む。

目次

第1章 生命倫理学とは何か?
第2章 道徳理論
第3章 多様な視点
第4章 臨床倫理
第5章 研究
第6章 正義

著者等紹介

キャンベル,アラステア・V.[キャンベル,アラステアV.] [Campbell,Alastair V.]
1938年にスコットランドで生まれる。エディンバラ大学で哲学と神学を学び、同大学生命倫理研究センター長、イングランドのブリストル大学医学部教授および同大学医学部医療倫理センター長などを経て、シンガポール国立大学医療倫理学教授および同大学生命医学倫理センター長(現職)。Journal of Medical Ethics初代編集長、国際生命倫理学会会長、英国医療倫理研究所名誉副所長などの要職も歴任

山本圭一郎[ヤマモトケイイチロウ]
国立国際医療研究センター上級研究員

中澤栄輔[ナカザワエイスケ]
東京大学大学院医学系研究科助教

瀧本禎之[タキモトヨシユキ]
東京大学大学院医学系研究科准教授

赤林朗[アカバヤシアキラ]
東京大学大学院医学系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ソーシャ

2
生命倫理学の世界的な権威が広範なテーマをコンパクトに解説した入門書。少し道徳理論の説明が微妙だったり、事実認識が誤っているのではないかという箇所もありましたが、公衆衛生倫理など近年重要になっている分野についても解説されています。現在の生命倫理学で何が問題になっていることを知るうえで役立つ本であることには違いありません。2017/03/02

たろーたん

1
道徳哲学・倫理学を体系化しているのが分かりやすくて良かった。まず規範倫理学と非規範倫理学で分けられ、非規範倫理学ではメタ倫理学や記述倫理学(人類学、歴史学、社会学、心理学)が入れられる。規範倫理学では、行為に関する理論と特に関する理論、その他で分けられ、行為に関する理論では帰結主義→功利主義、義務論→カントの理論に分けられ、特に関する理論は徳倫理学、その他ではコミュニタリアニズム、リバタリアニズム、フェミニズムやケアの倫理が入ってくる。生命倫理学を体系化して覚える時に使おう。2023/09/21

Schuhschnabel

1
著者はシンガポール国立大学生命・医療倫理センターセンター長。道徳理論を先に(雰囲気だけ)説明して、そのあと事例検討をするスタイル。公衆衛生倫理の章があるのがいい。『入門・医療倫理Ⅰ』(改訂版の方はまだ読んでいませんが)とあわせて読むと理解が深まると思います。2017/04/03

こずえ

0
医学生というか一般教養で生命倫理やる人むけ

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