合理性と自由〈上〉

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合理性と自由〈上〉

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  • サイズ A5判/ページ数 394p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326102396
  • NDC分類 331.74
  • Cコード C3010

内容説明

社会科学と哲学の根本に切り込む。合理性とは何か?ノーベル賞受賞のセンがこれまでの「合理性」の理解が有する根本的な矛盾を指摘し、選択の理由はずっと多様であることを明らかにするアンソロジー。社会的選択の可能性を論じたノーベル賞受賞講演の論文も収録。

目次

第1部 導入(序論:合理性と自由;社会的選択の可能性)
第2部 合理性:形式と実質(選択の内的整合性;最大化と選択行為;目標、コミットメント、アイデンティティ;合理性と不確実性;非二項選択と選好)
第3部 合理性と社会的選択(合理性と社会的選択;社会的選択の基礎としての個人的選好;社会的選択と正義;模範的選択における情報と不変性)

著者等紹介

セン,アマルティア[セン,アマルティア] [Sen,Amartya]
1933年インド・ベンガル地方生まれ。59年にケンブリッジ大学でPh.D.(経済学)を取得。1998年ノーベル経済学賞を受賞。デリー大学教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授、オックスフォード大学教授などを経て、ハーヴァード大学教授(経済学・哲学)

若松良樹[ワカマツヨシキ]
京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。同大学院で博士(法学)を取得。成城大学法学部教授などを経て、学習院大学法務研究科教授(法学)

須賀晃一[スガコウイチ]
一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。同大学院で博士(経済学)を取得。福岡大学経済学部教授などを経て、早稲田大学政治経済学術院教授(経済学)

後藤玲子[ゴトウレイコ]
一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。同大学院で博士(経済学)を取得。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授などを経て、一橋大学経済研究所教授(経済哲学、経済政策)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

17
02年初出。合理的な愚か者:抑圧の犠牲者(7頁)。福祉と自由:福祉が社会評価の信頼できる基礎を提供する考慮でも、自由という理念に取り込むことができるか問われるべき(9頁)。第1章脚注15:シトフスキー(1976)では、音楽、絵画、文学、歴史はすべて自由を自身の選好変更したい願望と結ぶ実質的可能性を与えるという(13頁)。合理性が自由を評価する際に重要であるのと同様、自由も合理性にとって中心的(57頁)。厚生経済学:個人間の効用損益の比較に基づかず、個人による社会状態の順序づけを基礎とする(77頁)。 2015/04/23

roughfractus02

3
原題はRationality and Freedom。Freedomは野生の自由とされ、法的な権利を含むLibertyと区別されるゆえに、自由放任のような意味で用いられてきた。著者は、Freedomにも選択する際の社会性があり、そこには利己主義的な共感や利他主義的なコミットメントが混ざり合う潜在能力がひしめくという。Libertyの合理性から見れば潜在能力の選択を行うFreedomは不合理だが、むしろ多様なのだ。この場面を支えつつ合理性を導出する経済は、厚生経済と呼ばれる。本書は忍耐強くこの論理を進める。2020/07/07

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