内容説明
人間の記憶とコンピュータの記憶―その相違と類似とは?世界で注目される気鋭の記号論学者による、パース理論の新たなる展開。
目次
見捨てられた考えについての理論的枠組み―何が見捨てられ何が発展したか
カテゴリー・基底・沈黙効果
無限の記号過程と異言語―パースとバフチン
生きている精神と退行した精神
氷山と結晶した精神
パース哲学における主観性の不在
はかり知れない過去
静かなディスコース―パースの「意識」概念における表象の諸相
一人で踊るタンゴ
意味はいかにして可能か
イヴァン・サライリエフ―ブルガリア・プラグマティズムの草分け
著者等紹介
ムラデノフ,イヴァン[ムラデノフ,イヴァン][Mladenov,Ivan]
1953年、ブルガリアの首都ソフィアに生まれる。現在、ブルガリア科学アカデミーの教授(学術博士、科学博士)。専門領域はパース哲学を中心に、記号論・心理学・文学理論・科学哲学
有馬道子[アリマミチコ]
1941年生。大阪市立大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、京都女子大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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