内容説明
生命科学技術をめぐる倫理的・法的・社会的問題について、社会の意思決定に重要な役割を果たす「生命倫理委員会」。理論と事例をつなぐ立場から、公共政策としての生命倫理を体系的に論じる。
目次
秩序理論と合意形成
1 生命倫理委員会の歴史(米国の生命倫理委員会;日本の生命倫理委員会;日米の比較分析)
2 日米事例研究(国家委員会における「ベルモント・レポート」;大統領委員会と遺伝子治療;厚生科学会議と遺伝子治療;科学技術会議「生命倫理委員会」における基本原則;日米における事例比較分析)
生命倫理委員会の展望
著者等紹介
額賀淑郎[ヌカガヨシオ]
1966年東京都に生まれる。2001年マギル大学大学院社会学部博士課程修了。現在、文部科学省科学技術政策研究所上席研究官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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