目次
第1部 偽名方式形成の文学的背景(偽名方式成立の背景についての諸学説;間接伝達の方法の形成;「インコグニト的方法」の源泉;偽名方式の基本的カテゴリー;偽名著者の基本形象の成立)
第2部 著作活動の課題・形式・方法・原理(著作家としての立場についての予備的考察―「著作家ヨハンネス・クリマクス」として出発する構想;著作活動の課題;著作活動の形式;著作活動の方法;偽名著者の実体と役割;偽名著作の文学形式;全著作活動を貫く原理)
第3部 全著作の構造(全著作の構造の概略;『あれか―これか』から『哲学的断片後書』まで;宗教的著作;全著作活動におけるキルケゴール自身の位置)
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- 和書
- 世界の文学、文学の世界