事的世界観への前哨 - 物象化論の認識論的+存在論的位相

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事的世界観への前哨 - 物象化論の認識論的+存在論的位相

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  • サイズ A5判/ページ数 316p
  • 商品コード 9784326100361
  • Cコード C3010

出版社内容情報

前著『世界の共同主観的存在構造』の続篇。新しい哲学的世界観へむけ,先行学説への批判と継承の関係を明らかにし,認識論的な場面から存在論的な場面へと思索を展開する。

第1部 近代哲学の世界了解と陥穽
 1  カントと先験的認識論の遺構
 2  マッハの現相主義と意味形象
 3  フッサールと意味的志向の本諦
第2部 物的世界像の問題論的構制
 1  物的自然像の構制要件
 2  物理学的存在概念の変貌
 3  現代物理と物象性の存立
第3部 時間・歴史・人間への視角 1  時間論のためのメモランダ
 2  歴史法則の問題論的構制
 3  人間論へのプロレゴーメナ