出版社内容情報
第Ⅲ部では、言語の多面的問題に取り組み、認識論なき古今の文法論の誤りを個別に摘出する。<初版1972年>
【目次】
言語における文法と規範
1 <文法>とは何か
2 規範の矛盾と<文法>構造
3 規範による言語の形態転換
4 言語における物神崇拝
<映画言語>説批判
1 <映画言語>説の出現と流行
2 映画は「広義の言語」ではない
3 弁証法は言語の謎を解く
「二重霊魂」説の系譜
語の分類について
1 山田孝雄は西欧模倣に反対する
2 時枝誠記は客観主義に反対する
3 <体言><用言>とは何をさすか
日本語の「裸体的」性格
1 単語の認定における形式主義
2 大槻文彦と山田孝雄の<てにをは>論
3 大槻文彦と山田孝雄の<動詞>論
4 <代名詞>と時の表現の「裸体的」性格
5 日本語における<敬語>の特質
6 形式主義のもたらす断絶発想
7 <動詞><形容詞>が体言化する場合の内容について
8 <形容動詞>説の改悪
追体験による表現の展開―<感動詞>と<接続詞>の吟味―
1 言語観の「大づかみ」の正しさについて
2 応答諾否の語の特殊性について
3 <接続詞>をどう理解するか
4 時枝の説明の再検討
5 <接続助詞>と<接続詞>との連関
6 庄司和晃の「キッカケことば」論
助詞「は」の金田一的解釈
句読法と会話の表現
1 句読法と入子型構成
2 括弧、長線、点線、無表現的表現
3 日本語の性格と句読法
文章における冒頭と段落
1 文法から文章法へ
2 文章は観念的な建築である
3 冒頭および本文外冒頭
4 冒頭と段落との関係
5 冒頭と段落の相対性
評論・論文・評論的論文
1 「知的散文」をどう分類するか
2 <評論>の構成について
3 <論文>の構成について
4 <評論的論文>構成について
5 日常生活の用語と学術用語
【目次】
言語における文法と規範
1 <文法>とは何か
2 規範の矛盾と<文法>構造
3 規範による言語の形態転換
4 言語における物神崇拝
<映画言語>説批判
1 <映画言語>説の出現と流行
2 映画は「広義の言語」ではない
3 弁証法は言語の謎を解く
「二重霊魂」説の系譜
語の分類について
1 山田孝雄は西欧模倣に反対する
2 時枝誠記は客観主義に反対する
3 <体言><用言>とは何をさすか
日本語の「裸体的」性格
1 単語の認定における形式主義
2 大槻文彦と山田孝雄の<てにをは>論
3 大槻文彦と山田孝雄の<動詞>論
4 <代名詞>と時の表現の「裸体的」性格
5 日本語における<敬語>の特質
6 形式主義のもたらす断絶発想
7 <動詞><形容詞>が体言化する場合の内容について
8 <形容動詞>説の改悪
追体験による表現の展開―<感動詞>と<接続詞>の吟味―
1 言語観の「大づかみ」の正しさについて
2 応答諾否の語の特殊性について
3 <接続詞>をどう理解するか
4 時枝の説明の再検討
5 <接続助詞>と<接続詞>との連関
6 庄司和晃の「キッカケことば」論
助詞「は」の金田一的解釈
句読法と会話の表現
1 句読法と入子型構成
2 括弧、長線、点線、無表現的表現
3 日本語の性格と句読法
文章における冒頭と段落
1 文法から文章法へ
2 文章は観念的な建築である
3 冒頭および本文外冒頭
4 冒頭と段落との関係
5 冒頭と段落の相対性
評論・論文・評論的論文
1 「知的散文」をどう分類するか
2 <評論>の構成について
3 <論文>の構成について
4 <評論的論文>構成について
5 日常生活の用語と学術用語
目次
言語における文法と規範
“映画言語”説批判
「二重霊魂」説の系譜
語の分類について
日本語の「裸体的」性格
追体験による表現の展開―“感動詞”と“接続詞”の吟味
助詞「は」の金田一的解釈
句読法と会話の表現
文章における冒頭と段落
評論・論文・評論的論文