東南アジア学選書<br> 東南アジアの組織原理

東南アジア学選書
東南アジアの組織原理

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  • サイズ B6判/ページ数 199,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784326098026
  • NDC分類 389.23
  • Cコード C3340

出版社内容情報

豊富な現地滞在経験と調査・研究の成果をふまえて展開する,ユニークな東南アジアの人と組織論。「社会と文化生態」,「人間関係の質」,「カリスマ的リーダーシップ」等の考察。

Ⅰ 序論
Ⅱ 東南アジアの社会と文化生態
Ⅲ 対人主義-人間関係の質
Ⅳ カリスマ的リーダーシップ
Ⅴ 圏的発想
Ⅵ エスニシティ
Ⅶ 地域研究へ向かって

目次

序論
東南アジアの社会と文化生態
対人主義―人間関係の質
カリスマ的リーダーシップ
圏的発想
エスニシティ
地域研究へ向かって

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RYU

1
マレーシア等での実地調査で得た経験をもとに、国同士の比較を一旦措いて、東南アジアという括りで組織原理を論じた書(1989年初版)。あえて一般化すると東南アジアの組織原理は大きく以下3つの特徴がある。1.公人と私人といった分裂がなく、個人の概念が全人格で、人間関係は、予め枠組みの決まった集団としてではなく、二者の関係として認識・構成される(「対人主義」)。2.伝統的な霊力への信仰を基盤とする「カリスマへの敬服」。3.集団的発想とは異なり、加入・脱退を明確にせず、中心だけは明確で境界が曖昧な「圏的発想」。2018/11/25

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