デジタルアーカイブの理論と政策―デジタル文化資源の活用に向けて

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デジタルアーカイブの理論と政策―デジタル文化資源の活用に向けて

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  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326000487
  • NDC分類 007.5
  • Cコード C3000

出版社内容情報

デジタルアーカイブとは何か。またそれにより何が可能となるのか。デジタルアーカイブの基礎理論と今後の政策形成の方向性を論じる。

デジタルアーカイブ学会の設立から2年が経過し、「デジタルアーカイブ」という語は、今や日常的な会話にも登場するようになった。だがその基本的機能や社会的意味に関して、共通認識が形成されているとは言い難い。そこで本書は、デジタルアーカイブ構築・利用の改善のための基礎理論を提示し、その政策の方向性について考察を行う。

内容説明

デジタルアーカイブ構築・利用のための基本的考え方と、今後の政策形成の方向性を論じた初めての本格的理論書。デジタルアーカイブの核となるデジタル文化資源の特性と活用、電子書籍/電子図書館とデジタルアーカイブの関係性を論じつつ、我が国のデジタルアーカイブ発展を支える理論と政策について論究する。

目次

第1部 「デジタル文化資源」の発見(我が国における文化・知的情報資源政策形成に向けての基礎的考察;デジタル文化資源構築の意義;デジタル文化資源の可能性)
第2部 電子書籍/電子図書館からデジタルアーカイブへ(我が国の電子書籍流通における出版界の動向と政府の役割―現状と今後の課題;電子書籍と公共図書館―デジタルアーカイブという可能性;デジタルライブラリー論再考―その系譜と文脈;対概念の関係について)
第3部 デジタルアーカイブの理論化と政策化に向けて(デジタルアーカイブとは何か―その要件を考える;公共政策としてのデジタルアーカイブ)

著者等紹介

柳与志夫[ヤナギヨシオ]
1954年大阪府生まれ。1979年慶應義塾大学卒業。同年国立国会図書館入館。2004年9月から2008年3月まで千代田区へ出向、教育委員会事務局図書文化財課長兼千代田図書館長、国立国会図書館電子情報部司書監等を経て、東京大学大学院情報学環特任教授。専攻、図書館経営論、文化情報資源政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やまやま

9
紙の資料で形成された公共図書館がデジタルアーカイブを活用することは難しいと2017年時点では思われていたようですが、同時期に米国ではオーバードライブ社など公共図書館向けの電子図書館サービスが広がりを持っていました。日米の差と言って簡単に済むことではないですが、国内では如何ともし難い状況であったとも思います。コロナは、その状況に大きな影響を与え、図書館どころか書店も思うに営業できない状況で、読書機会の提供を求める人々の声がゆっくりと社会状況を変化させたように感じます。公共図書館の意義も変化しています。2021/06/02

Dolphin and Lemon

1
とりあえず読んでみようみたいな感じで読んでいたので、なんとなく雰囲気は掴めたけど必要な時にもう一度読み返そうかな。デジタルアーカイブの要件などは述べられていたが、「デジタルアーカイブとは何か」ということを明確にできる基礎理論はまだないんだなという感じ。他の本もそうだけど、実際に構築されている事例を集めているだけという本が多いのが正直な印象。2025/05/11

PAPER FISH

1
デジタルアーカイブは文化資源だが、著作権とは切っても切り離せない。デジタルキュレーターが必要になるとすれば、それは面白い。2025/01/13

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