内容説明
慶應義塾大学教授・田村俊作退職記念、図書館をめぐる最新の動向を伝える論集。
目次
実践的構成物としてのビジネス支援サービス―サービスを理解することの方法的意義
第1部 資料収集とコレクション形成(世界のミニアチュアブックのコレクターたち;インキュナブラコレクションの形成と組織化―二類型の発展から融合へ ほか)
第2部 資料と情報の組織化(利用者志向の組織化;書誌データの変遷―カード目録からインターネット情報へ ほか)
第3部 情報探索とレファレンスサービス(情報行動文法モデル再考;協同的情報行動研究の次の課題領域 ほか)
第4部 研究・教育と情報(大学図書館員に求められるもの―時代の変化を越えて;海外における日本研究への支援 ほか)
第5部 市民と情報(公共図書館を考える;イギリスのキャメロン政権下における公共図書館政策 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Guro326
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典拠の編だけ読みたくて借りた。論文集だけど、学会誌ではないので、研究の断面が開かれた感じで集められてる。こういうのすごくいいと思う(もちろん束ねるゼミの先生の功績大なのでしょうけれど2016/09/02
Mie
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これを読むのにめちゃめちゃ時間かかった…! それぞれちょっと違う論文が入っていて、結構面白くはあったがなんせ難解だし…2022/08/13
えりーぜ
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図書館情報学に関するさまざまな論文の集約本。各論文はかなり詳細な論点に絞って書かれているので、自分の興味関心ある箇所だけつまみ読み。2018/08/22