内容説明
この本は、誰でも手に入れることができるオープンデータからさまざまな変化を読み解いている。200のデータを目で見て、感じて、考えていただきたい。もちろん、自分で調べることもできる。この本は「不動産投資の本」ではない。
目次
第1章 経済的視点からみた日本の住宅市場
第2章 データでみる賃貸住宅入居者のタイプ
第3章 「これからの賃貸住宅」とまちづくりのために必要なこととは?(座談会)
第4章 住まう人の気持ち
第5章 賃貸住宅のストックとハード
第6章 これからの住まいづくりのコツ
付録 これから始まる「あしたの賃貸プロジェクト」
著者等紹介
松本眞理[マツモトマリ]
千葉大学工学部建築学科卒、法政大学大学院経営学専攻修士課程修了。住宅金融支援機構で主に賃貸住宅融資部門を担当。2018年より、一般財団法人HIM研究所業務部長。一級建築士、経営学修士、カラーコーディネーター一級(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンセット
6
1995年頃から日本のGDPは横ばいで、生産性(1人あたりGDP)は世界3位から26位に落ち、物価もほぼ上がっていない。人口は2065年頃までに8800万人まで減少し、65歳以上は38%まで世界最速で到達する。2007年に死亡数が出生数を上回り、毎年30万人程度の人口が減っている。未婚率も増えていて単身世帯は4割あり、2030年頃から世帯数も減少する。離婚率は1/3あり、未婚・高齢化社会となっている。世帯所得は、1997年の中央値536万円から、2018年437万円に減少。2022/05/29
Go Extreme
2
経済的視点からみた日本の住宅市場:GDP統計 経済規模力 物価 消費者態度指数 景気動向指数 街角の景気 日銀短観 データでみる賃貸住宅入居者のタイプ:人口減少時代 未婚・超高齢化社会 家計の貯蓄と負債 世帯の所得 これからの賃貸住宅とまちづくり 住まう人の気持ち:持つべきか・借りるべきか 結婚事情 なぜ住み替えるか 若者の消費行動 ワークとライフのバランス 人と人のつながり 賃貸住宅のストックとハード:住宅設備の進化 住宅政策水準 空き家と賃貸住宅 これからの住まいづくりのコツ:見えなり質を極める 2021/04/01
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