内容説明
和泉国の中心として栄えた和泉市域の歴史を考古・古代・中世それぞれの立場から縦横に論じた問題提起の書。原始・古代から中世にいたる和泉市の豊かで多面的な姿が、いま明らかに!
目次
第1部 考古学からみた和泉(考古学からみた和泉の歴史的特徴;池上曽根遺跡と農耕文化の展開;和泉黄金塚古墳とその時代 ほか)
第2部 和泉と王権(茅渟県・日根県と和泉監;古代和泉の宮と行幸;茅渟県と珍県主 ほか)
第3部 中世和泉の権力と地域社会(人びとの生活と社会の変貌;中世の和泉国衙と荘園制;和泉郡の在地領主 ほか)