内容説明
「すみません」を言わせない支援―友と共に―現場性と客観性の両方を備えた、受援側・支援側双方に役立つ災害対応の実務マニュアル。発災直後の1月5日から輪島市の災害対策本部に入った著者らが当時の日次報告、提案資料や画像とともに災害対策本部支援のリアルを赤裸々に記した他に類を見ない災害対応ノウハウ。
目次
第1章 アリシバ輪島市到着 ミッション「輪島市災害対策本部災害マネジメント支援」(1月5日 スターリンク8台を受領→習熟→輪島市搬入;1月5日 市庁舎の亀裂と断水・異臭の庁内状況確認;1月5日 第1回「避難者支援会議」 ほか)
第2章 対口支援団体撤収 ミッション「輪島市復旧支援協定締結―”すみません”を言わせない」(3月22日 輪島の訴えと総括支援チームからの打診;4月2日 吹田市での意思決定と霞が関での調整;4月3日 協定締結)
第3章 輪島市×吹田市 友と共に ミッション「復旧支援協定に基づく行政マネジメント支援―バディ方式」(4月15日 行政マネジメント支援事務;4月23日 先遣隊の3ミッション 派遣者:齋藤知宏氏による報告;5月1日 避難所の閉所に向けた議論≲ケースマネジメントの気づき 派遣者:武石春奈氏による報告 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海燕
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自治体の防災担当必読の書。役所の大規模災害対応を時系列で、また客観的・分析的に記録している。このようなことが可能になったのは、総務省の応急対策職員派遣制度が大規模に運用された災害だったからだ。被災市町村それぞれに対して、被災地外の自治体を1対1(又は1対多)で割り当て、継続して支援に当たる仕組み。これにより、発災後の自治体の対応を定点で観測できたことが大きい。私も総括支援員として能登の某町に行き、対策本部の運営に携わる貴重な経験を得た。本書で、より効果的な支援のあり方のヒントをもらったので、役立てたい。2026/03/07




