内容説明
審査申出の全体の流れが押さえられる!審査申出書・弁明書・反論書の確認事項が掴める!弁明書の作成のポイントが分かる!
目次
1 固定資産税の概観―課税要件・課税計算
2 固定資産税の課税手続―価格決定・賦課決定
3 審査申出の提起―救済を求める要件とその審理
4 「価格」とは何か・前編―審査申出における審理事項の解明
5 審理における関係者の役割―審理事項から審理構造へ
6 審査申出における実施要領の位置付け―行政基準を審理に取り込む枠組み
7 固定資産の個別性の諸相―「特別の事情」の定式化
8 「価格」とは何か・後編―“適正な時価”についての展望
9 固定資産税と情報開示―納税者の課税情報へのアクセス
10 審理申出の審理―審査申出の進行と関係者の権利・権限
11 審査申出の終結―審査決定の成立と効力
12 固定資産評価と訴訟―抗告訴訟・国賠訴訟・住民訴訟
13 固定資産評価審査委員会―組織と運営
資料編
著者等紹介
佐藤英明[サトウヒデアキ]
1989年、札幌市生まれ。2013年、中央大学法学部卒業後、東京都庁入庁。主税局練馬都税事務所固定資産税課、資産税部計画課、同固定資産税課等で勤務。固定資産税課税、固定資産評価、不服審査・訟務、課税指導・企画等を担当。2025年現在、東京都現職。令和5年、「固定資産課税台帳記載事項証明における転借人の申請権―他人物賃貸借・無承諾転貸借から考える―」(『東京税務レポート』2022年新年号・No.531所収)にて優秀論文優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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