内容説明
民事事件における相談、受任、民事訴訟の提起からその終了後に至るまでの一連の手続について、時間の流れに沿ってひととおりの基本知識と実務知識を得られる一冊。項目に通しのパラグラフ番号(§)を付すことで、手続間の関係を相互に参照(=クロスレファレンス)できるように工夫。学習書(=実務講義)として多数の設問も掲載。実務で出合う様々な問題や解決のためのヒント“実務の着眼”のほか、“整理しておこう”“更に考えてみよう”などのコラム記事やワンポイントアドバイスを大幅に拡充。改正民法・民事執行法の施行に対応。反対尋問の項を全面的に改稿。ロースクール生、司法修習生及び若手弁護士のための民事弁護実務入門!
目次
第1編 民事弁護を学ぶにあたって
第2編 事案の相談から受任まで
第3編 訴訟前の活動(証拠収集と証拠の保全)
第4編 訴訟手続(その1)第一審における代理人の活動
第5編 訴訟手続(その2)第一審後における代理人の活動
第6編 訴訟終了後の代理人の活動
第7編 民事関係のその他の弁護士業務
第8編 弁護士倫理に関する補足説明
付録と後注編