内容説明
会社法関係の判例を基にした実例集!同族会社に生じがちな法務トラブルを解決&未然防止!30の具体的なCASEと実践的な解説!
目次
第1章 揺らぐ経営権―いわゆる「お家騒動」「相続クーデター」の実例(差止仮処分違反の新株発行の効力;いわゆる一人会社の株主がした株式譲渡 ほか)
第2章 手続の不徹底が禍根を残す!―株主総会等の不存在・招集通知漏れ等の実例(登記簿上の取締役の対第三者責任;取締役の対第三者責任 ほか)
第3章 会社の設立・組織再編はトラブルのデパート!―発起人の権限・再編時の債権者保護等の実例(法人格否認の法理;吸収分割における債権者保護と信義則 ほか)
第4章 商号は誰のもの?―商号続用規制・名板貸責任等の実例(スーパー・テナント関係に対する名板貸責任の類推適用;ゴルフクラブの名称続用と商号続用規制の類推適用)
第5章 会社法務上の悩ましい問題あれこれ(事業譲渡の意義;非公開会社における有利発行の判断基準 ほか)
著者等紹介
松嶋隆弘[マツシマタカヒロ]
日本大学教授・弁護士。昭和43(1968)年生まれ。専攻は、商法・会社法。前私法学会理事、前日本空法学会理事。公認会計士試験委員、地方公共団体の監査制度に関する研究会委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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