目次
第1章 コンピテンシー・ベイスという思想(子どもの育ちと学力;今再び、コペルニクス的転回の時 ほか)
第2章 主体的・対話的で深い学びの実現(「学び」という営みの本質を捉える;有意味学習 ほか)
第3章 資質・能力の育成と知識の質(概念の境目をくっきりと描く;素朴概念から科学的概念へ ほか)
第4章 カリキュラムで発想する時代へ(教育の「人間化」とプログラミング教育;小学校の学びの何がどう問題なのか ほか)
著者等紹介
奈須正裕[ナスマサヒロ]
上智大学総合人間科学部教育学科教授。博士(教育学)。1961年徳島県生まれ。徳島大学教育学部卒、東京学芸大学大学院、東京大学大学院修了。神奈川大学助教授、国立教育研究所室長、立教大学教授などを経て現職。中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いし
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子供にどのような力を身に付けるのか、そしてどのように学ぶのか。これらを大切にしたいとともに、人が生まれながらにもつ向上心を信じていきたい!2022/02/08
U-Tchallenge
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2017年版学習指導要領の作成のキーマンの一人である、奈須正裕先生の一冊。小学校では、すでに2017年版学習指導要領が全面実施されている。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響のバタバタの中で、学習指導要領が全面実施されていることは忘れ去られている気がしている。そこで、改めて2017年版学習指導要領について意識し、気を引き締め直したく読んでみた。奈須先生の著作をいくつか読んでいる者としては、今まで奈須先生が主張されていることが、この一冊でまとまっているな、という印象を覚えた。読んで損なしの一冊である。2020/07/09
先生すごいな
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学び手の視点に立って考えているか。大人の都合になってないか。内容研究必要。2020/03/05
松村 英治
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一気読み。この考えを基に、どれだけ現場の実践を変えられるか。2020/02/29