《悪魔のロベール》とパリ・オペラ座 - １９世紀グランド・オペラ研究

澤田肇/佐藤朋之

ぎょうせい（2019/04発売）

• サイズ A5判／ページ数 371p／高さ 22cm
• 商品コード 9784324106051
• Cコード C3074

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Mai]

素晴らし本だった。《悪魔のロベール》一本で、グランド・オペラとしての、そのオーケストレーション、バレエの魅力、編曲作品、悪魔論、原作との比較、劇場建築、絵画…万華鏡のようにこの作品とそれを取り囲む社会を見せてくれる。一つの作品を中心に、ジャンル横断的に論じる論文集は他にもいっぱいあるけれども、この本は一本ずつの論文の質が高いのと、論じる観点のバランスが非常によい。勉強になった。

2025/05/26

[ロサ🌹ロサ]

県立熊谷図書館。アニメ「巌窟王」で月のオペラ座で上演されてたのが悪魔のロベールというので読む。

2019/10/16