内容説明
「契約トラブル」の対応に必要な基礎知識を解説する入門書。相談の多い「契約問題」を取り扱う場合の基本的なポイントを解説。相談者への助言、斡旋に必要な法律の基礎的な仕組みや概要、判例を紹介。
目次
第1章 消費生活相談の基礎知識(行政が消費生活相談を行う理由;消費生活相談の根拠法 ほか)
第2章 契約トラブルの相談対応のための基本的なポイント(契約とは何か;契約書の意味 ほか)
第3章 契約トラブル相談のための法律の基礎(法律の種類―公法と私法;契約に関する法律の三階建て構造 ほか)
第4章 具体例で考える(高齢者に多い被害;若者に多い被害 ほか)
第5章 資料
著者等紹介
村千鶴子[ムラチズコ]
弁護士、東京経済大学現代法学部教授、国民生活センター消費者判例評価検討委員会委員、国民生活センター客員講師、日本弁護士連合会消費者問題対策委員会委員、東京都消費者被害救済委員会会長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こうちゃ
14
☆3 弁護士、東京経済大学現代法学部教授、国民生活センター消費者判例評価検討委員会委員、国民生活センター客員講師、日本弁護士連合会消費者問題対策委員会委員、東京都消費者被害救済委員会会長などを務める著者による「契約トラブル」の対応に必要な基礎知識を解説する入門書。Q&A形式になってはいるものの入門書とはいっても、法律に明るくないので前半は読むのに時間を要した。後半の具体例で考える、1高齢者に多い被害 2若者に多い被害 3インターネット関係の被害はわかりやすくて非常に参考になった。2017/04/10