目次
子ども・子育て支援新制度とは―子ども・子育て関連施策の変遷
第1部 子ども・子育て制度の改変(制度はどう変わるのか―お金の流れ;新制度をいかに理解するか―用語解説)
第2部 変わる教育・保育の場(幼稚園・認定こども園;保育所)
第3部 拡がる保育・子育て支援の場(地域型保育と放課後子ども総合プラン;地域子育て支援の充実;子ども・子育て新制度と保育者)
子ども・子育て支援新制度の実施に向けて―今後の流れと課題
著者等紹介
佐藤純子[サトウジュンコ]
淑徳大学短期大学部こども学科准教授・NPO法人日本プレイセンター協会理事長
今井豊彦[イマイトヨヒコ]
日本保育協会研修部次長・日本保育者教育学研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
16
今年度から本格的実施となった子ども・子育て支援新制度を解説した本です。全体を通して、制度を積極的に受け入れた内容となっています。そのため、問題点が見えないという点が大きな欠点だと思います。本著では、この新制度で子育て支援が社会保障の中に位置づけられたとしています。しかし、これは歴史を丁寧にみた結論ではないように思います。新制度は、欠点や問題点をしっかりとみながら、実践や運動をどのように積み上げていくのかという視点が大切だと思います。そういう意味では、物足りない内容でした。2016/02/08
たく○
0
保育所やこども園の園長、関連団体の理事の方たちによって、子ども・子育て支援新制度施行について書かれている。新制度施行前に書かれたこともあり、期待を込めて書かれていることがうかがえる。 特に参考になったのは第3章。新制度の必要性と、どう変わるのかということが、利用者・提供者それぞれの視点からわかりやすくまとめられている。新制度下での園運営の課題や、どう運営していくべきかということへの言及があったのがよかった。 しかし新制度は施行されたものの、消費増税延期。7000億円の財源はいったいどうなるのか。2016/07/18
-
- 和書
- 平壌ハイ 文春文庫