目次
第１部 税とは（税とは；所得に対する税；資産等に対する税；消費等に対する税とその他の税；税務行政）
第２部 格差問題と税（格差問題とは；所得格差の実態；企業内の格差問題；格差問題と国民の厚生；格差問題と政府の役割）
第３部 ゲーム感覚で考える適正公平な税制、税務行政
著者等紹介
伏見俊行［フシミトシユキ］
日本大学経済学部／大学院経済学研究科教授、税理士。中国・中央財経大学財政学院客員教授、中国・国家税務総局揚州税務学院客員教授。早稲田大学政治経済学部卒業。国税庁入庁後、知覧税務署長、インドネシア財務省国税総局顧問、国税庁相互協議室長、中国・中央財経大学大学院教授、国税庁資産評価企画官、広報広聴官、国際業務課長、調査査察部調査課長、金沢国税局長等を歴任して現職
馬欣欣［マキンキン］
京都大学大学院薬学研究科講師。慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程修了、商学博士。専門は労働経済学、中国経済論。中国医科大学医学部卒業後、中国で９年間内科医として勤務。２０００年に来日し、２００９年に商学博士号を取得。以後、慶應義塾大学先導研究センター研究員、慶應義塾大学産業研究所研究員、財務省財務総合政策研究所研究員等を経て現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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彩灯尋
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日本は自己顕示を好まず、人知れず善行を行うことを美徳としている。しかし外国では表だって伝えないと伝わらない、ダイレクトな関係が多い。日本の貢献は外部に伝わっていない可能性がある。その貢献の中に税負担も含まれている、ということ。税負担が適切な評価を得るために、今後は「税は取られるもの(義務)」ではなく、「社会のために自発的に進んで納めるもの(貢献)」という認識が必要になってくるようだ。2015/08/27
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