キリール文字の誕生―スラヴ文化の礎を築いた人たち

個数:

キリール文字の誕生―スラヴ文化の礎を築いた人たち

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 281p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784324097397
  • NDC分類 881
  • Cコード C3022

内容説明

現在、ロシアや東欧諸国で使われているロシア文字、「キリール文字」誕生までの壮大なストーリー。キリール文字の創始者キリール、メフォージイ兄弟。その波乱にみちた生涯を激動のヨーロッパ史の中に紡ぐ。

目次

テッサロニキ
時代
コンスタンティノープル
アラブ
ハザール
モラヴィア
文字
ローマ
幽閉
再び、モラヴィア
弟子たち
滅亡
再び、文字
遺産

著者等紹介

原求作[ハラキュウサク]
上智大学外国語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田中峰和

5
古代から言語はそれぞれの土着のものが使われていたが、文字をもたないものが多かった。それが宗教の伝搬によって、文字が必要となっていった。ロシアと東欧で使用されるスラブ語だが、ローマカトリックではなくギリシャ正教が伝わることで、ギリシャ語の文字に近いキリール文字が開発された。この本が有益なのは単なる言語学でもなく。歴史および地理など広範な知識が得られること。神学者の兄弟キュリロスとメトディオスよって開発されたキリール文字は正教を伝えるための手段でもあった。キリール、グラゴール、ラテンの各文字の比較が興味深い。2024/02/10

りんず

1
面白かったです

kkanamura

1
キリル文字についての本を読みたくて購入したが,ほとんどキリル文字の礎を築いたコンスタンティノスの伝記であった.東西キリスト教会やバルカンの国家の勢力争いに翻弄されながら,真摯に学問と伝導に向き合った兄弟の物語は面白く,キリスト教についての素養が無くとも楽しめる.筆者も指摘しているところであるが,コンスタンティノス一代記に記されている彼の無双加減はあまりに荒唐無稽で読みながら笑ってしまった.一方キリル文字そのものについては最終章に簡素にまとめられているのみであり,それを期待すると肩透かしを食らうことになる.2019/02/19

にせねこ

1
スラブ系言語を記述するキリル文字の元を作ったキリール・メフォージィ兄弟の足跡をたどった本。東西の教会および国家による勢力争いの歴史が述べられ、それらに翻弄された兄弟が描かれている。キリール文字がどのように作られたかはわかっていないことも多いからかあまり詳しく書かれていないので、どちらかというとキリール・メフォージィ兄弟の伝記といった形に近いと思う。2015/02/17

なにがし

0
ロシア語の文字の中にはアルファベットの鏡文字があったり、似た文字でも読みが全然違うのでややこしい。一体なぜ?というところからキリル文字の歴史が知りたくなってこの本を読んだ。 文字の話はサブテーマで、(キリスト教伝道に関する)人物や国々の情勢などが説明の大部分を占める。世界史のワードに疎い自分にとっては読み進めるのが結構つらかった。 文字については最後のほうに紹介されているが、ネットで検索して出てくる内容がほとんどだったように思える(もちろん出典不明のネット情報ではなく、書物で確認できたのは良かったが)2020/09/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8010346
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品