目次
第1章 政府の初動・応急体制
第2章 初動対応はいかになされたか―官邸・緊対本部の12日間
第3章 応急対応はいかになされたか―90日の闘い 復興対策本部発足までの応急対応
第4章 戦後日本の災害と東日本大震災が問いかけたもの
第5章 巨大災害対策の設計思想
第6章 東日本大震災からの教訓―巨大災害に備えた初動・応急対応力の確立を提言する
著者等紹介
小滝晃[コタキアキラ]
昭和57年3月東京大学経済学部卒業。昭和57年4月建設省入省。平成10年7月建設省河川局河川総務課企画官、平成11年4月奈良県企画部長、平成14年4月国土交通省総合政策局宅地企画調査室長、平成15年4月同土地・水資源局土地市場企画室長、平成15年7月同総合政策局海洋室長、平成17年8月内閣官房内閣参事官(内閣官房副長官補付)、平成19年7月国土交通省近畿地方整備局総務部長、平成21年7月同総合政策局安心生活政策課長、平成22年8月内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(総括担当)、平成24年5月(財)不動産適正取引推進機構に出向(総括研究理事)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しょこぴ
1
本書は、東日本大震災が発生してから90日間に行われた「緊急災害対策本部」の様子を記したものである。未曾有の巨大災害により、対策本部を現地においても、一向に対応が出来なかったことや、それでも限られた情報の中で、どれだけの対策や支援をしたかが書かれている。また、今後の南海トラフや首都直下地震を想定して、東日本大震災の教訓をどのように生かすべきかも記されている。2025/07/11
jupiter68
0
急性期の災害対策結果である。いざというときの参考書物として保管しておくべきだ。2018/01/09