目次
第1章 変貌する都市自治体の予算編成(予算の意義;予算の概要、予算編成の主体;予算編成過程の現状と課題;予算編成改革の方向性と具体的手法)
第2章 新しい予算編成の試み(行政評価を活用した予算編成―埼玉県秩父市;財源配分方式の導入及び予算要求状況の公開・意見募集の実施―北九州市;まちづくり円卓会議の予算編成への参画―大阪府大阪狭山市;市議会による予算審議と決算審査の充実―徳島県小松島市;予算要求と査定結果の公表―島根県浜田市)
第3章 今後の展望と課題(予算編成作業の性質と改革にかかる事務負担;予算編成のマンネリ化と予算の硬直化、改革手法の併用;予算編成過程の透明性の確保、予算編成への市民参加;行政評価と決算の活用;今後に残された課題)
著者等紹介
稲沢克祐[イナザワカツヒロ]
関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科教授。1959年生まれ。博士(経済学)(関西学院大学)。群馬県庁に15年間勤務(財政課等)の後、四日市大学を経て現職。国際公会計学会理事
鈴木潔[スズキキヨシ]
聖学院大学政治経済学部コミュニティ政策学科特任講師(前・財団法人日本都市センター研究室主任研究員)。1977年生まれ。博士(政治学)(明治大学)。2005年から2012年3月末まで財団法人日本都市センター研究室研究員、同主任研究員。2012年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Mine
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読了。予算編成時期前に頭を予算モードにするために読んだ。行政評価を予算査定に直接活用している事例や中学校区の住民が主体となり一定額の予算編成に市民参加を実践している事例などを紹介。 個人的には、経営層で大枠の資源の重点配分方針を決めて、枠配分予算が経常経費的な事業だけでなく政策的色合いの濃い事業も各局に権限委譲されれば、局の予算編成権の弾力性が増して面白いのになあと感じています。もちろんシーリングは甘受しますが。2012/09/16
川嶋徹也
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予算統制について改めて考えさせられました。2012/05/27
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- 和書
- 「AI思考」は武器になる