内容説明
詰め込み式「勉強」を、対話と協同のある「学び」へ。いま求められる授業研究の視点と手立てを詳解。各地の学校で授業改革の支援にあたってきた著者が、蓄積した膨大な授業記録をもとに綴る渾身の第二弾。
目次
第1章 「学びの共同体」としての学校(「学びの共同体」のヴィジョン・哲学;ヴィジョン・哲学を改革の当事者で共有)
第2章 対話的実践を中心とした学びの創造(学びの質;各教科における「対話」と「協同」;グループ活動は意見を一つにまとめる活動ではない;グループ活動によくある質問)
第3章 授業をどう観察し、どう省察するか(学校現場における授業研究の流れ;観察すること、省察することの具体;観ること、語る内容の具体)
解説 佐藤雅彰さんが開いた中学校の授業改革(改革のエッセンス;「学びの共同体」へのオリエンテーション;「学びの共同体」の活動システムの発展;広がる展望)
著者等紹介
佐藤雅彰[サトウマサアキ]
東京理科大学卒。静岡県富士市立広見小学校長、同市立岳陽中学校長を歴任。岳陽中時代に佐藤学教授と著した『公立中学校の挑戦―授業を変える学校が変わる富士市立岳陽中学校の実践』(ぎょうせい)は、中学校における「学びの共同体」実践の先駆けともいえる取組みをまとめたもの。現在は、「学びの共同体」研究会の地域支部である富士学びの会に所属。富士学び工房(研究所)代表として研究の傍ら、全国各地の小・中・高等学校、ベトナム、シンガポール、インドネシア等で授業と授業研究の指導にあたっている
佐藤学[サトウマナブ]
東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士。三重大学教育学部助教授、東京大学教育学部助教授を経て、東京大学大学院教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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