内容説明
中国を舞台に、深い人間愛を描く『杜子春』。機知に富んだ少年童話は、芥川龍之介の真骨頂です。人間の本性を鋭く突いた『羅生門』に加え、『蜘蛛の糸』『鼻』『トロッコ』を収録。芥川世界の幅広さがわかります。
著者等紹介
小田切進[オダギリススム]
1924~1992年。文芸評論家。立教大学名誉教授。元・財団法人日本近代文学館理事長。元・県立神奈川近代文学館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もりねずみ
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羅生門は授業でやった記憶があってあまりいい記憶がない。いろんな先入観が名状態で読みたかったなあ~と思った。2015/08/20
フクロウ
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知性の作家、芥川が描く、人間の本性。2014/02/27
junmiffy
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蜘蛛の糸の冒頭を読んだ娘の為に。漫画で読みやすかったらしく一気に読み上げていた。短編だったこともあり、話は理解出来ていた様子。娘は羅生門に出てくる老婆(気味悪さ、図太さ)を面白がっていた。 原作にも忠実で話の世界は壊されていないように思われます。大人にも原作への足がかりとしていいのではないかと思います。2011/10/03
みゆいつ
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漫画なのでスラスラ読める。授業時に紹介したい。2018/05/04