内容説明
初のぬりえ専門書。幼児教育・美術教育、発達心理、脳科学分野の研究者とぬりえ文化研究家が、「知られざるぬりえの世界」に迫ります。
目次
第1章 ルポルタージュ 日本のぬりえ・世界のぬりえ
第2章 ぬりえを保育・教育にどう活かすか
第3章 ぬりえと筆記具操作のつながり
第4章 ぬりえの発達から何がみえるか
第5章 ぬりえが子どもの発達にもたらすもの―ある遊戯療法の記録から
第6章 ぬりえと脳の不思議
著者等紹介
尾崎康子[オザキヤスコ]
相模女子大学人間社会学部教授(心理学博士)。東京教育大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。財団法人小平記念日立教育振興財団日立家庭教育センター主幹研究員、富山大学人間発達科学部教授を経て、2008年より現職。専門は、発達臨床心理学、発達障害の子育て支援(臨床心理士、臨床発達心理士)
古賀良彦[コガヨシヒコ]
杏林大学医学部精神神経科教授。慶応義塾大学医学部卒業。同学部精神神経科学教室を経て、1976年に杏林大学医学部精神神経科学教室に入室。1995年より現職。専門は、精神生理学。日本催眠学会会長、NPO法人日本ブレインヘルス協力理事長を務める
金子マサ[カネコマサ]
ぬりえ美術館館長。独協大学外国語学部卒。資生堂国際事業関連職歴任。2002年世界初の「ぬりえ美術館」を東京都荒川区町屋に開館。現在同館館長。ぬりえ文化研究家
竹井史[タケイヒトシ]
愛知教育大学創造科学系教授。神戸大学大学院教育学研究科修了。美作女子大学(現・美作大学)、富山大学人間発達科学部を経て、現職。専門は、美術教育学、幼児の造形・遊び(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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