内容説明
英国ヴィクトリア朝における売春婦の実像を解明。
目次
第1章 売春、社会科学、性病(ヴィクトリア朝のイギリスにおける(公共の)売春婦
社会科学と「社会悪」
性病)
第2編 伝染病法、規制主義者、廃止論者(伝染病予防法とその擁護者たち;伝染病法廃止運動;全国婦人協会のリーダーたち;伝染病法廃止運動における階級とジェンダー闘争)
第3編 ふたつのケース・スタディ―プリマスとサウサンプトンにおける伝染病法(プリマスとサウサンプトンにおける伝染病法;一八七〇年から七四年にかけての、プリマスとサウサンプトンにおける廃止運動;あぶれ者たち―プリマスとサウサンプトンの売春婦と女性労働者;病院;一八七四年~八六年にかけての、地方での廃止運動
著者等紹介
永富友海[ナガトミトモミ]
1965年兵庫県生まれ。上智大学文学部英文学科准教授。慶応義塾大学大学院修士課程(英文学)修了。東京大学大学院博士課程(英文学)満期退学。英国サセックス大学D.Phil取得。東京都立大学専任講師、助教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。