内容説明
検討プロセスや素案などを行政側で用意せず、市民とともにゼロベースで研究を進めた実際。“起こりうる複数の未来”を描くシナリオ手法を参考にした、研究の進め方。研究会のプロセスを11ステップに分け、ステップごとに議論のポイントや研究会で用いた資料を紹介。研究で描かれた50年後のまちの姿を、「コミュニティ」「安全」「健康」「環境」など16分野ごとに紹介。研究成果の活用事例。
目次
第1章 なぜ、50年後のまちの姿を市民とともに描くのか(2054研究とは何か;長期的な視野を持つ必要性;なぜ市民とともに描くのか;2054研究の実際はどうだったか)
第2章 50年後のまちの姿の描き方(未来を描く手法;実際に作成する)
第3章 研究で描かれた50年後のまちの姿(50年後の相模原チェックポイント;大きな時代の流れと相模原;まちを構成する16分野の未来の姿;まちをつくる3つの条件(魅力、環境共生、自立))
第4章 研究成果を活かす(アウトプットを活かす;ノウハウを活かす)
著者等紹介
内海麻利[ウチウミマリ]
駒澤大学法学部准教授。京都生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科博士課程後期修了。博士(工学)。川崎市政策評価委員会委員、横浜市都市計画審議会委員、鎌倉市まちづくり審議会委員、神奈川県市町村合併推進審議会委員など自治体における審議会等の委員を多数務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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