目次
序章 人事制度を考える視点
第1章 人事評価をめぐる議論
第2章 人材育成型の制度への挑戦
第3章 岸和田方式の能力考課
第4章 制度の構成と年間スケジュール
第5章 目標管理による実績考課
第6章 制度の運用状況とサブシステム
第7章 人事評価制度をどう使うのか
終章 まとめと補足―これからの人事制度を考えるために
著者等紹介
小堀喜康[コボリヨシヤス]
1953年生まれ。大阪市立大学法学部卒業。1975年岸和田市役所入庁。1993年に人事課配属。2003年から人事課能力開発担当参事。岸和田方式の人材育成型人事考課制度の立案・導入・運用を中心となって進めてきた。2007年4月から市長公室広報公聴課長。全国の自治体職員約500名が参加する「自治体職員有志の会」のメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒイロ
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仕事柄、100ほどの自治体様とお付き合いがあります。目標管理制度の運用という点では非常に基本的なわかりやすい内容で、読みやすかったです。自治体という組織体で考えると、行革大綱や総合計画と目標とのリンクはできないという判断は正しいと感じました。国家公務員制度と自治体制度を切り分けて考えていくというのはこの時代においては、まさにその通りという感があります。評価制度を人材育成のために活用していくという視点は民間でも通じるものであり、そのための仕掛けとして、民間にも導入できる内容もありました。良い本です。2011/10/06