目次
第１章 自治体会計の基礎概念をめぐって（転換期を迎えるわが国の自治体；自治体の活動環境（パブリック・ガバナンス）の特徴 ほか）
第２章 東京都の新しい経営報告書（東京都の会計改革の目的と意義；東京都の「機能するバランスシート」作成の意義 ほか）
第３章 財務報告‐財務会計（財務報告が備えるべき性格の限界；財務会計報告の前提となる会計システム；財務諸表の構成要素と財務諸表の体系；財務諸表の様式；財務諸表の作成単位（会計単位）と報告範囲）
第４章 事業経営と業績評価のあり方（自治体経営と管理会計の役割；会計情報による業績の管理―事業別バランスシート ほか）
第５章 財務諸表の活用方法（自治体が公会計改革を通じて目指すもの；財務諸表活用の基本的な考え方；財務諸表を活用した構造改革）
著者等紹介
中地宏［ナカチヒロシ］
昭和７年沖縄県生まれ。監査法人ナカチ・会長代表社員、（株）ナカチ経営研究所・代表取締役、（株）ナカチ公会計研究所・代表取締役、公認会計士。昭和２９年東京大学経済学部卒業。昭和３２年米国ペンシルバニア大学ウォートン大学院卒業（ＭＢＡ）。昭和４４年等松・青木監査法人（現監査法人トーマツ）に勤務。昭和５３年同監査法人代表社員就任。平成７年監査法人トーマツ代表社員脱退。平成８年法政大学大学院経営学研究科客員教授。平成９年監査法人ナカチを設立、代表社員に就任。平成１０年中央大学大学院国際企業関係法研究科客員教授。平成１１年（株）ナカチ経営研究所代表。昭和５６年から日本公認会計士協会、理事、常務理事、副会長、会長を歴任、現在は相談役。平成１０年以降、金融庁公認会計士審査会委員、金融庁企業会計審議会委員、金融再生委員会委員、東京都参与、法務省法制審議会商法部会委員、財務省税制調査会特別委員、金融庁顧問などを務めた。なお、平成８年１１月黄綬褒章、平成１４年４月勲三等旭日中綬章受章（ともに公認会計士功績）を授与された（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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