内容説明
介護保険制度の見直しについては、老健局長の私的研究会である高齢者介護研究会や高齢者リハビリテーション研究会が、それぞれ報告書をまとめその方向性を示しているが、一口に制度の見直しといっても、保険者、被保険者、要介護認定の状況、介護サービスの利用者、介護サービスの事業者、保険給付、介護報酬、ケアマネージメント、介護保険財政、保険料、介護サービスの供給体制等の要素が複雑に絡んでおり、現在、厚生労働省の社会保障審議会介護保険部会において、精力的に検討されている。本書では、全老健では、これら見直しの検討の中で使用されているデータや厚生労働省の統計資料を介護保険関係の年次資料としてとりまとめ、また、前出の研究会の報告書も収載した。
目次
第1章 少子高齢化の状況(高齢化の状況と推移;地域別に見た高齢化の状況;人口から見た高齢化の要因;少子高齢化の社会経済への影響)
第2章 介護保険の状況(介護保険の実施状況;介護保険制度の見直し検討の状況)
第3章 介護老人保健施設の現況(介護老人保健施設の動向;社団法人全国老人保健施設協会の活動;その他)
第4章 参考:各省庁等の高齢者対策(内閣府;警察庁;総務省;消防庁;法務省;文部科学省;厚生労働省;経済産業省;国土交通省;その他)