内容説明
本書は地域づくりの誘い書として“発想の訓練”“思考の実験”の機会を用意しました。“まちづくり”“地域活性化”“地域経済”“コミュニティビジネス”など地域コミュニティに関心のある方々に贈るヒント集です。全体は本編と資料編から構成されており、本編ではこれからの地域づくりの視座として、斬新なソーシャルマーケティングの手法を導入しました。生活者の視点で個人・家庭・地域コミュニティの課題解決を、市場創造と地域経営と重ね合わせて解読していきます。資料編は、平成１４年度に開催された「地域づくりフリートークサロン」のまとめです。今日的なテーマ別に組まれており、各地で台頭してきた新動向を核として、実践者や専門家によって課題が抽出され、解決策が論じられています。
目次
１ 自立型の地域づくりをめざして（人々が集まる“地域”とはどういうものか；自己組織化するコミュニティ ほか）
２ コミュニティづくりのサポートシステム（開放系としての地域＝知縁社会；人々のエネルギーをストックし、地域経済をフロー化する ほか）
３ 地域経営のための公民パートナーシップ（地域ユーザーとしての多様な“住民”；公と民をつなぐ「共」の創出 ほか）
４ 魅力あるコミュニティの条件（面白くなければコミュニティではない；「生」と「活」を融合化するコミュニティ ほか）
資料編 地域づくりフリートークサロン
