内容説明
多自然居住地域のための産業・地域論!「21世紀の国土のグランドデザイン」の戦略の1つ「多自然居住地域の創造」に基づく調査研究成果をもとに、地域活性化を実現させたまちづくりの事例を考察・分析。自治体・住民の協働により、従来どおりの都市化や企業誘致に頼らない、地域に根づいた産業をつくるための方策がわかる。
目次
多自然居住地域創造の基本認識
第1部 期待される事業・産業の事例(既存地域産業の高度化・融合化;地域資源の活用・共生型の産業おこし;地域生活需要型地域おこし;自由時間関連産業 ほか)
第2部 地方小都市における注目される地域活動の事例(山形県長井市―まちづくりデザイン活動のレインボープランなどネオ田園産業都市づくり;新潟県十日町市―雪ときものとコシヒカリのまちの高度情報化への挑み;長野県飯田市―りんご並木、人形劇、天竜峡を持つ“ムトスの心”のまちづくり;石川県七尾市―官民協働による小さな港町七尾の大きな挑戦 ほか)
著者等紹介
笹生仁[ササオヒトシ]
1920年北海道生まれ。1943年日本大学工学部工業化学科卒業。1965年工学博士の学位取得。1967年日本大学教授(生産工学部管理工学科)。現在、(株)開発計画研究所取締役会長。専攻は国土経営システム、工業立地政策、エネルギー地域政策
石井政雄[イシイマサオ]
1951年東京都生まれ。1977年日本大学大学院生産工学研究科管理工学専攻修士課程修了。現在、(株)開発計画研究所代表取締役所長。専攻は地域経営、エネルギー地域政策、地方小都市振興計画
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