内容説明
本書では、コーディネーターやリエゾン組織の実際の活動を詳細に述べることによって、地域における知識創造活動の本質やそのプロセスはどうなっているのか、そして、どのようにして、そうした活動を盛んにさせていくかということを明らかにする。
目次
第1部 新産業創出戦略におけるコーディネーターと地域リエゾン活動(地域産業振興におけるコーディネーターの役割と地域リエゾン活動;地方自治体の企業誘致活動とコーディネーター、地域リエゾン活動;コーディネーター及びリエゾン組織の活動理論)
第2部 挑戦する地域のケーススタディ(北海道産業クラスター創造事業活動;久留米・鳥栖地域;愛媛・香川地域;福島県会津地域;岩手県花巻地域と岩手ネットワークシステム(INS))
著者等紹介
長平彰夫[ナガヒラアキオ]
1955年生まれ。東北大学法学部卒業。東北大学大学院経済学研究科修士課程修了。東北大学大学院経済学研究科博士課程中退。1979年北海道東北開発公庫(現日本政策投資銀行)総務部総務課(採用)。1983年自治省財政局指導課自治事務官(出向)。1985年北海道東北開発公庫東北支店事業調査担当副調査役。1991年北海道東北開発公庫開発企画部地域プロジエクト推進室主任調査役。1994年北海道東北開発公庫業務調整部業務推進担当参事役(ベンチャー担当)。1998年北海道東北開発公庫東北支店開発担当参事役兼産業支援担当参事役(新規事業担当、ベンチャー担当)。1998年福島県立会津大学リエゾンオフィスリエゾンオフィサー(~H11.10まで)。1999年東北大学未来科学技術共同研究センター助教授。2000年日本新事業支援機関協議会(JANBO)フェロー。2002年東北大学大学院工学研究科技術社会システム専攻(実践技術経営融合講座)教授就任現在に至る
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